
空間デザインは、見るもの・触るものによって人の感じ方や気持ちに左右するほどの力があります。
それもそのはず、人は目から入ってくる情報に8割も影響を受けることが知られているからです。
空間デザインによって、ストレスケアにも、逆にフラストレーションの溜まる空間にもなり得ます。オフィスの例で考えてみましょう。
目次
オフィスのイメージを覆してこそのストレスケア
オフィスと言えば無味乾燥なインテリアに、機能性だけを持たせた機器の数々をイメージするかもしれません。しかしオフィスだからといって、典型的なイメージにこだわる必要はなく、必ずしも定番のアイテムが最適とは限りません。
オフィスチェアなどはそのいい例で、最近では入社する社員にイスを選ばせる企業もあります。どの社員にも、画一的な設備を用意するのではなく、自分にとって快適で気に入るものを業務で使ってもらおうという配慮です。
イス一つとっても、仕事の効率や健康面での安心感や働きやすさが変わってきます。あるいはオープンなオフィスにこだわった結果、プライベートスペースを確保できないような、人目にさらされた空間になっていますか?
最近のトレンドや流れをむやみに追いかける必要もありません。実際に社員の意見を聞いて、そこで働く人の目線に立つことで初めてストレスケアに役立つデザインの原案が見えてきます。
カフェスペースの有効性
オフィスにカフェスペースを設ける企業もあります。単なるデザインにこだわらず、実際にくつろげるスペースを置くことで、より効果的なストレスケアを狙っています。
社内にカフェスペースがあると一息入れやすく、コーヒーのカフェインが社員の集中力を高めるという効果も期待できます。何より、そのスペースが本当にくつろげるものであり、リフレッシュの場になっているということが重要です。
香りと音楽を有効活用する
最近では、空間デザインの中に、香りと音楽を取り入れる企業も増えています。
オフィスに香水でも振るのかと不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、無機質なプラスチックや鉄の匂いのする環境より、オレンジやラベンダーでリラックスできる空間、ペパーミントなどの刺激でスッキリできる空間では、作業の際に感じるストレスが大きく違ってきます。
特に柑橘系のアロマは緊張をほぐす作用があり、落ち着いた精神状態は業務に取り組む上で必要です。あるいは歌詞の入っていないインストルメンタル系の音楽を優しく流すことで、脳により集中しやすい環境づくりも行われています。
まとめ
オフィスデザインは働く人にとって快適であるべきでしょう。ストレスケアの出来る空間であれば、仕事の能率も向上します。

